宝石 の 国 最新 話 ネタバレ

『宝石の国』は、2012年から2014年まで『月刊アフタヌーン』にて連載されていた、市川春子によるファンタジー作品です。 市川の描く美しく凛とした宝石と、不思議な世界観が独特の読後感をもたらす物語と作品。 』は完結した今でも根強い人気を誇っています。 2017年にはTVアニメ化もされ大きな話題となりました。

色鮮やかで透明感のあるキャラクターたちの美しい戦闘シーンが魅力の本作のシーズン2がファンから待望されている。 この記事では『宝石の国』のあらすじをネタバレありで紹介します。 1巻から最終12巻までのあらすじと宝石 の 国 最新 話 ネタバレをMangajp60s.comが解説します

『宝石の国』ってどんな話? 不滅の宝石の物語

宝石 の 国 最新 話 ネタバレ

主人公のフォスフォフィライトをはじめ、『宝石の国』の主要登場人物は人型の宝石生命体です。 それぞれの宝石には元の宝石に関係する硬度と靭性があり、それに応じた仕事を担当しています。 彼らが住む世界は、太古の昔に「人類」が存在し、陸の生物が六つの流星群によって海に流された世界。 そこから長い年月をかけて28種類の宝石が誕生しました。

彼らは「先生」と呼ばれる存在に導かれ、月から宝石たちをさらいにやってくる「月人」と戦う日々を過ごしていた。 宝石であるため死の概念がなく、*8 本質的には不死の存在**です。 たとえ粉々に砕けても、その破片をつなぎ合わせれば再生することができます。 不死の存在である彼らがなぜ月人に狙われるのか、月人に似た先生とは誰なのか? 読むたびに伏線や新たな謎が絡み合う、他の作品にはないオリジナルな設定が本作の大きな魅力です。

漫画『宝石の国』1巻あらすじネタバレ
フォスフォフィライトは長らく仕事を任されていなかった。 ある日、先生から博物誌を作る仕事が与えられた。 月人を撃退するのは仕事ではないと残念がりながらも、楽観的なフォスは詳しいというシンシャを探して話を聞くことにした。 そこで月人の襲撃を受ける。

フォスは見回りに来ていたシンシャに救われた。 自らの放つ毒のせいで孤独になったシンシャは月に自分の居場所があるかもしれないと考え、一刻も早く連れ去られたいことをフォスに伝えました。 それを聞いたフォスは、夜の見回り以外にシンシャにしかできない仕事を見つけると約束した。 シンシャのために仕事を探し始めた矢先、月人と巨大カタツムリが学校を襲撃。 フォスはカタツムリに飲み込まれてしまいました。 なんとか回復したフォスだったが、カタツムリの体内の生物と意思疎通ができた。

漫画『宝石の国』2巻あらすじネタバレ

カタツムリのようなその生き物は、アドミラビリス族の王ウェントリコススと名乗ります。 シンシャの仕事について国王に相談したフォスは、国王に誘われて海へ。 海の中で、王はフォスに、宝石たち、月人、アドミラビリスの先祖が、かつてその星に住んでいた「にんげん」であったという、部族に伝わる話を語る。 フォスは王の故郷に到着した後、月人に襲われます。 実は王は弟のアキュレアトゥスを助ける代わりにフォスを月人に差し出そうとしていた。 状況を理解したアキュレアトゥスは月人を撃退したが、フォスは両足を失ってしまった。

足とともに記憶の三分の一を失ったフォスは、王から聞いた「宝石はもともと人間だった」という話を忘れていた。 アドミラビリス族から提供された瑪瑙と貝殻を用いて足を修復した。 新たな足で俊敏になったフォスは、念願の巡回隊員としての仕事を手に入れた。

漫画『宝石の国』3巻あらすじネタバレ

フォスとアメジストは協力して見回りをしていたが、月人に襲撃される。 ボルトと先生が二人を助けるが、目の前で引き裂かれるアメジストを見てフォスの決意を新たにする。 やがて冬が訪れ、宝石たちは冬眠に入ります。 悔しくて眠れないフォスは、アンタークチサイトの冬の防衛の手伝いを始める。 しかしフォスは作業中に流氷に落ち、両腕を失ってしまう。

ビーチでプラチナと金の合金を試したとき、彼は腕のコントロールを失いました。 そんな中、月人の襲撃を受け、アンタークはフォスの目の前で粉砕される。 ついにフォスの腕が動き、高い戦闘力を発揮して月人たちを撃退するが、あと一歩のところでアンタークの破片が月人たちに連れ去られてしまう。 残りの冬を一人で過ごしたフォスは、月人を単独で撃退できるほど強くなる。 冬眠から目覚めた宝石たちは、その変化に驚く。 そして、宝石たちとの会話の中で、フォスは腕ごとにシナバーの記憶を失っていることを知る。

漫画『宝石の国』4巻あらすじネタバレ

冬を越えて強くなったフォスだったが、その戦い方にはどこか危うさがあった。 それを心配した宝石最強のボルツはフォスと組むことにした。 すると、大きな月人が現れた。 フォス達もそれを抑えられず、月人は先生が瞑想している学校へ向かった。 しかし、月子は先生を見ると静かになり、犬のように先生に向かって吠えました。 その声に目を覚ました先生は、彼らを「シロ」と親しみを込めて呼んだ。 それを見たフォスは先生と月人の関係に疑問を抱き始める。

宝石達の間では、先生が月人と何らかの関係があることが暗黙の了解となっていた。 それでも先生を信じると決めた他の宝石達の意見にフォスは納得出来ず、月人の調査をしたいと先生に宣言した。 彼は、月人について知る唯一の方法は、彼らに直接尋ねることだと考えるようになりました。

漫画『宝石の国』5巻あらすじネタバレ

宝石 の 国 最新 話 ネタバレ

月人のことをもっと知ろうと決意したフォスは、二百年の眠りから目覚めたベテラン宝石・パパラチアに相談したり、月人の研究を担当するアレキサンドライトに教えを受けたりしながら、精力的に活動する。 月人が襲撃してきたとき、フォスは先生の反応をうかがっていましたが、先生は命がけで月人を襲い、フォスはさらに混乱します。 戦いの最中、フォスはゴースト・クォーツと新しいチームを結成し、フォスはゴースト・クォーツを助けようとします。 ゴーストはフォスを助けたいと考えており、月人と直接接触するというフォスの考えに同意します。 二人はパトロール中に月人に襲われる。 戦闘中、月人と通信する手がかりに気を取られたフォスは月人に襲われ、上半身と下半身を引き裂かれてしまう。

漫画『宝石の国』6巻あらすじネタバレ

体をバラバラにされたフォスをゴーストが救おうとしたが、月人にバラバラにされ連れ去られてしまった。 ゴーストの中にあったもう一つの宝石は無事だったが、アンターク後にゴーストを失った後、フォスは一瞬意識を失った。 ゴーストの中にあった宝石は金剛と名付けられました。 再び冬がやって来ました。この冬はフォスと金剛が担当します。 流氷を砕く作業中に襲い掛かってきた月人と対峙する二人。 攻撃を続ける金剛だったが、剥がれた腕が月人に奪われそうになる。 フォスはそれを取り戻そうと飛び込むが、月人に首を切り取られてしまった。 頭を失ったフォスは当然動けなくなります。 通常の宝石ではどうすることもできませんが、フォスは他の鉱物と共存しやすい特性を持っています。 フォスとは反対に、金剛は頭だけが残ったラピス・ラズリをフォスの体に繋ぐことを先生に提案した。 先生はこれを承認した。

漫画『宝石の国』7巻あらすじネタバレ

フォスはラピスの頭部をルチルに接続されたまま102年の眠りにつく。 元のフォスの割合が体の半分にも満たないため、フォスと呼べるかどうかは不明。 しかし、目覚めた時の彼は確かに「フォス」だった 。 フォスは夢の中でラピスと会話し、ラピスの知識を継承しました。 百二年前の疑問の答えを探るため、アドミラビリス族の末裔に話を聞きに行ったフォスは、忘れていた「にんげん」の伝説を改めて聞く。

フォスは先生に自分が「人間」なのかと直接尋ねるが、先生は「それは答えられない」と答えるだけ。 真相にたどり着けない彼は、コンゴムの協力を得て、意識のあるまま月人に意図的に拉致されて月に行く計画を実行する。

漫画『宝石の国』8巻あらすじネタバレ

予定通り月に到着したフォスは、月人が普通に会話ができることと、月に降り積もった灰が仲間の残骸であることを知る。 そして、月人のエクメアに歓迎される中、先生の正体が人間が作った機械であることを知る。 その機械は死者の魂を解体し安らぎの場所へ導く「祈り」装置だった。 しかし、月人の魂を分解する必要があるにも関わらず、ある時点でそれは機能しなくなってしまいました。 そこで、月人たちは先生が大切にしていた宝石を盗み出すことで、彼に本来の仕事をさせようとしていたのだ。 真実を知ったフォスは、エクメアに先生への裏切りを提案する。 フォスは保険として左目に人工真珠を入れられ、手術のため星に戻される。 宝石たちがフォスの無事帰還に興奮する中、フォスはみんなが月に行きたくなるように準備を始めていた。 フォスはついにシンシャを誘うが、断られてしまう。 フォスは仲間になった宝石たちと共に月へ向かう。

漫画『宝石の国』9巻あらすじネタバレ

フォスの意見に同意した宝石たちは月に迎え入れられる。 月の技術を使って密かに転送されていたパパラチアが動けるようになった。 一方、先生は地上では、隠していた宝石たちの誕生の話を残りの宝石たちに告げる。 自分と宝石たちは別の存在であり、本名は「金剛大慈悲勝地蔵菩薩」であることを明かす。 それを聞いた宝石たちは、異なる存在として協力する方法を探すことにする。 月世界に降り立ったフォスは、エクメアに過去に砕かれた宝石の修復を依頼するが、硬度4以下の宝石は再生できないと聞いてショックを受ける。 また、目に残った亡霊の意志から解放されたコンゴムは、エクメアに魅了されるようになる。 地上に夜襲を仕掛けたフォス、イエローダイヤモンド、パパラチアだったが、激戦の末フォス達は敗北する。 そこへ金剛ムと月人の軍勢が現れ、フォスの顔を粉々に砕いて回収します。

漫画『宝石の国』10巻あらすじネタバレ

手術は失敗し、修復されたフォスは月に戻されたが、イエローは目覚めなかった。 月に行ったフォスは仲間たちから信頼を徐々に失っていくが、宝石たちが再生していると聞いて喜ぶ。

月人の訓練生であるバルバタからは、体は戻っても記憶は戻らない、宝石を完全に戻すにはアドミラビリス族を全員殺さなければならないと言われる。 一方、コンゴウはエクメアと仲を深め、ついに二人は結婚することに。 武器も持たずに一人で地上へ行くことを決意したフォスだったが、地上に降り立つなり真っ二つにされてしまう。 誰からも信頼されなくなったフォスは、金剛に皆の幸せを祈るように頼みました。 しかし、彼の祈りは何らかの不具合により途中で中断されてしまいました。 再び砕かれたフォスは地上の宝石に隠れた。 220年が経ちました。 月宝石たちは月人の社会に慣れており、フォスは地上では忘れられていた。 密かにフォスの欠片を組み立てた金剛は、フォスに言われるがままに祈るが、祈りを終えることができなかった。

漫画『宝石の国』11巻あらすじネタバレ

宝石 の 国 最新 話 ネタバレ

フォスの覚醒により金剛は再起動されました。 エクメアによれば、彼の祈りが発動すれば、「人間」を先祖とする三種族は全て無に還るという。 冬眠から目覚めた宝石たちに追われるフォスは、祈りもまた途中で終わってしまう。 絶体絶命のフォスの前に現れたのはパパラチアだった。 パパラチアを囮にして回収されたフォスは、今度は月でエクメアのペットのような生物に砕かれてしまう。

復活したフォスは狂気を孕んでいるようだった。 地上の宝石を全て粉砕するという使命感に駆られ、彼は再び地上へ向かい、地上の宝石を粉砕した。

月ではエクメアが緊急時に金剛に祈らせる方法について話していた。 彼によれば、金剛は人間として認めてくれる人に祈られることが重要だという。 だからこそエクメアは、月でアドミラビリスの足を手に入れ人間の感情を得たフォスに目を付け、フォスが人を超えた存在になることを期待したのです。 エクメアは金剛たちに月にある宝石の記憶の解析を依頼し、自ら地上に向かうと宣言した。

宝石 の 国 最新 話 ネタバレ- 12巻あらすじ【最終回】

フォスは地上の宝石を破壊し、さらに辰砂を倒して金剛に戻ります。 フォスは金剛が祈れば戦争は終わり、みんな生き返ってすべてがうまくいくと信じていた。 しかしその途中、人間の姿に変貌した金剛は右目だけを残して消滅してしまう。 そこに、突如現れたエクメア。 金剛の右目を狙いフォスと戦い始めたが、フォスは金剛の右目を自分に移植した。 すると彼の右目には、無数の隕石により崩壊する都市の光景が映し出された。 一方、月では宝石たちを月人にする機械が完成し、かつて砕かれた宝石たちと金剛先生は月人として復活していた。 金剛の力がフォスに完全に伝わるまでには一万年かかると聞いたエクメアは、フォスに戦争の終結を宣言し、新たな神が生まれるまで幸せに暮らすよう告げた。 月人宝石たちが平和な日々を過ごす中、フォスだけは金剛からその権利を譲り受けた。 その際、金剛が歩博士という女性と会話している場面を目撃し、新たな姿に生まれ変わる。 その後、フォスは自分の前に集まった月人たちを虚無に送ると告げた。 彼が「さようなら」と言うと、月人たちは瞬時に光に包まれた。