毀滅 の 刃 ネタバレ 1巻~21巻

毀滅 の 刃 ネタバレ

週刊少年ジャンプで連載されていた人気漫画家・吾峠呼世晴の『鬼滅の刃』。

この記事ではその「毀滅 の 刃 ネタバレ」を紹介します。

この記事には最終巻までのネタバレが含まれていますので、アニメファンの方、またはこれから読む方はご注意ください。

毀滅 の 刃 ネタバレ

1巻~/兄弟との旅と仲間作り

毀滅 の 刃 ネタバレ

物語の始まり

物語は、炭治郎の家族が鬼に襲われるところから始まります。唯一生き残った妹の禰豆子も鬼に変貌し、彼らの質素ながらも充実した生活は一変します。

妹の突然の変貌に戸惑う炭治郎ですが、目の前に鬼殺隊の剣士、富岡義勇が現れます。

当初、富岡は禰豆子を殺そうとしますが、飢えにも負けて倒れた炭治郎を彼女の盾で守る姿を見て、兄妹を助けようと決意します。その後、炭治郎は妹を人間に戻す旅に出ることを決意します。

試練と訓練

富岡は炭治郎を「師匠」である鱗滝左近次と紹介し、2人は訓練を開始します。その後、約 1 年後、鱗滝は炭治郎に「もう教えることはない」と言います。最終選考に進むには、自分の体よりも大きな岩を切る必要があります。

さらに 6 か月が経過しても炭治郎が岩を切ることができないとき、真菰という少女と錆兎という少年が、炭治郎の目の前に現れます。2 人ともキツネの格好をしており、炭治郎は腹を立てます。炭治郎は最終的に岩を突き破り、彼らの助けを借りて鬼殺隊のメンバーになるための試験に合格します。

究極の課題は、鬼がはびこる山で 7 日間耐えることです。炭治郎はそこで、江戸時代から生き残っているかなり大きな鬼に遭遇します。

炭治郎は、鱗滝に捕らえられたことへの恨みから、弟子を 1 人ずつ殺していた鬼を倒し、剣士としてデビューします。

鬼を倒すための第一歩

炭治郎は鬼を滅ぼす力を持つ日輪刀を手に入れ、禰豆子とともに街へ向かう。任務を遂行する中で、炭治郎はすべての悪の源である鬼舞辻無惨と出会う。

さらに、鬼舞辻を滅ぼそうとする鬼、愈史郎と珠世にも遭遇。鬼舞辻を倒し、禰豆子を人間に戻すため、炭治郎と珠世は協力する。

炭治郎は次の任務で、ワイルドな若者嘴平伊之助と内気な剣士我妻善逸という2人の変わった人物と仲良くなる。

4巻~/十二鬼月と柱の初対面

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親族

前回の戦いで傷ついた炭治郎、善逸、伊之助は、那田蜘蛛山へ行くよう緊急命令を受ける。普段は近寄らない鬼たちがまるで「家族」のように振る舞い、少し関係がずれていることに炭治郎たちは不思議に思う。

これまで一人で戦ってきた伊之助は、炭治郎と戦うことで自信と頼もしさを身につける。苦痛と恐怖で気絶してしまうも、最後まで山を登ることを嫌がっていた善逸は、剣の腕前を披露し、敵を倒す。

次に、炭治郎と禰豆子の前に立ちはだかるのは、強敵・十二鬼月・下弦の伍の一人、累。兄妹の仲を妬んだ累は、禰豆子の降伏と引き換えに命を助けようと約束する。当然、炭治郎は撃退するが累の圧倒的な力に追い詰められ、禰豆子は捕らえられてしまう。

全てが終わりを迎えたかに見えた時、炭治郎は亡き父から教わった「ヒノカミ神楽」を思い出す。禰豆子も鬼の超人的な能力「結鬼術」を知る。累は本物の兄妹の絆を前に、人間だった頃を思い出しながら息を引き取る。

柱の登場と鬼殺隊の決定的瞬間

那田蜘蛛山編では、1巻に登場した富岡に加え、蟲柱の胡蝶しのぶが登場。鬼殺隊の最高位である「柱」の強さと、その監視を逃れなければならない堅固さが描かれる。

柱同士の戦いで、しのぶが鬼の禰豆子を殺そうとし、富岡が兄弟を守ると、炭治郎と禰豆子は捕らえられ、鬼殺隊に裁判にかけられる。

本部には柱全員が集まり、禰豆子の処刑を要求。しかし、禰豆子の存在は、リーダーの産屋敷の努力により、正式に認められた。

戦いの後、炭治郎たちはしのぶの屋敷で訓練し、戦いで負った傷の手当てをする。

7巻~/出会いと別れの舞台「無限列車編」

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名門の柱との会話

鬼舞辻無惨は累を倒した後、十二鬼月の下級鬼を倒す決断をした。鬼舞辻の血を受け継いでさらに強くなった下弦の伍もその一人であり、唯一生き残ったのが魘夢だった。

ヒノカミ神楽と火の呼吸法の情報を求めて、炭治郎は無限列車に乗り、炎柱の煉獄杏寿郎を訪ねる。炭治郎たちは魘夢の影響で鮮明な夢に引き込まれる。

魘夢は乗客を利用して鬼殺隊を止めようとするが、炭治郎は自分が目撃している牧歌的な光景が夢だと気づき、自力で脱出し、魘夢に決闘を挑む。

寝ている間に魘夢が電車と一体化したことを知った炭治郎たちは、再び窮地に陥る。しかし、目覚めた煉獄らのおかげで形勢は逆転。乗客を守りながら、魘夢を倒す。

超能力で知られる上弦の鬼の登場

しかし、休息もつかの間、上弦の三猗窩座が攻撃を仕掛ける。煉獄の強さを見た猗窩座は、鬼に変身するよう煉獄に挑む。

煉獄は断り、果敢に抵抗するが、鬼の再生力は煉獄の攻撃を上回り、最終的に致命傷を負う。彼の力強く、優しく、誠実な存在は、最後まで後輩たちに多大な恩恵を与えた。

9巻~/歓楽街編では、物語が加速します

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鬼の住む歓楽街への侵攻

伊之助、炭治郎、善逸、煉獄は別れるが、修行を続ける。

ある日、任務を終えた炭治郎は蝶屋敷にやって来て、音柱の宇髄天元に連れ去られる間、アオイとその仲間たちが炭治郎の面倒を見ているのを見つける。

その後、炭治郎とその仲間は、アオイたちではなく宇髄の任務に参加することを決意する。彼らは女装して、密かに歓楽街に入る。彼らは怪しげな場所に侵入し、連絡が取れなくなった鬼と宇髄の配偶者を探す。

炭治郎は、魅力的な若者を娼婦として食い物にし続ける上弦の妓との戦いで、日の呼吸法の知識を得る。禰豆子は妲己を追い詰め、鬼舞辻の血を引く上弦の鬼と遭遇して鬼の力を強め、激怒する。

そして宇髄がとどめを刺したと思ったその時、背後から兄の牛太郎が姿を現し、首を斬られて泣き叫ぶ。炭治郎たちは2人の連携に頼りながらも、なんとか勝利を収める。

しばらく入れ替わっていなかった上弦の鬼を倒した後、鬼舞辻の鬼たちは本格的に動き出す。

12巻~/刀鍛冶の里で深まる人間関係と新たな経験

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刀鍛冶の里に危機が迫る

鬼舞辻無惨は、生き残った上弦の鬼たちに、太陽を倒し産屋敷一家を滅ぼすために必要な「青曼珠沙華」を求めて急いで行動するよう命じる。

一方、炭治郎は壊れた刀を直すために刀鍛冶の里に向かう。彼は、日の呼吸の使い手の末裔である霧柱の時透無一郎、同じく刀を修理しに来た恋柱の甘露寺蜜璃、そして同時に鬼殺隊に加わった不死川玄弥など、数人の変わった人々と親しくなる。

​​鬼たちは同時に里の居場所を見つけ、上弦の五の玉露と上弦の四の半天狗が攻撃を開始する。鬼殺隊は、かつてないほど強力な敵がペアで襲撃する中、コミュニティを守るために戦う。彼らは同じ勢いで戦う。

戦いの中で鬼殺隊のメンバーは成長し、技を磨いていきます。炭治郎と鬼舞辻無惨の敵意の歴史や、炭治郎が舞うヒノカミ神楽も徐々に明らかになっていきます。

15巻~/物語はクライマックスを迎える

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各キャラクターが決戦に向けて前進し始める

禰豆子が太陽を倒すと、物語は加速する。

鬼舞辻無惨は、望んでいた能力を持つ鬼を見て、青ヒガンバナを諦める。

鬼が来なくなるとすぐに、鬼殺隊の柱たちは厳しい訓練を開始する。柱たちの訓練の目的は、隊員たちの力を高め、かつて鬼殺隊がつけていた「印」に備えることだ。しかし、水柱の富岡は隊員たちの訓練を主導することも、参加することもない。

炭治郎は、自分を心配する師匠の命令で、富岡を訪ねる。そこで、炭治郎は、富岡が錆兎の最大の友人であり、自分は水柱になる資格がないと主張し、錆兎に助けられて生き延びたことに責任があると知る。錆兎の言葉を思い出し、同じく錆兎に救われ剣士として鍛えられた炭治郎は前に進む。

そして、炭治郎の協力を得て、鬼の研究を進めていた珠世。そんな彼女に産屋敷からの使者が近づき、薬理学に詳しいしのぶと協力するよう依頼する。

全面戦争宣言

柱の訓練を通じて、鬼殺隊のメンバーの経歴や動機が徐々に明らかになっていく。

一方、鬼舞辻は子分の協力を得て、ついに産屋敷邸にたどり着く。優位に立つはずの鬼舞辻だが、囮として自らを固く利用した産屋敷と珠世の罠にはまり、柱たちの猛攻に遭う。

この窮地を脱するため、鬼舞辻は鬼殺隊を自身の拠点「無限城」に招待する。そこには鬼殺隊と対立する上弦の鬼たちが待ち構えており、それぞれがそれぞれの信念と思想を持って激しい戦いを繰り広げることになる。

16巻~/無限城での戦闘

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剣士たちが重要な戦いに挑む

最初の戦いは、童磨の妹を殺した蟲柱の忍と二流上弦の伍との戦い。童磨は忍よりも賢く、自分の利己的な基準に従って多くの人を殺してきたが、最終的に敗北し、倒れる。忍は童磨との戦いに成功する。義理の娘であるつゆりかなをが到着すると、彼女の妹と師匠の忍が彼女の目の前で殺される。

善逸は、その間に倒さなければならない敵と出会う。

かつての高弟である竈門炭治郎が新たな六流上弦の伍となる。彼らの師匠である竈門炭治郎は鬼に変身し、師匠は切腹した。これまで常に恐怖に屈し、対決から逃げてきた善逸だが、自らの意志で鬼と対決し、戦いを終わらせる。

次に、炭治郎と富岡は煉獄の敵でもある上弦の参・猗窩座に遭遇する。激しい戦いの中で、3人はさらに強くなる。

​​炭治郎たちが苦境に立たされる中、猗窩座は変わろうと努力するうちに、人間としての記憶が蘇り始める。猗窩座は戦いを諦め、なぜ自分が強さにこだわっていたのかを悟り、自分にとって最も大切な人たちを追いかける。

猗窩座が倒された後、戦いはさらに激しくなる。

​​童磨はまた、剣の達人であるように見えるカナオが姉妹の死を悲しんでいるのを見て、厳しく立ち向かう。カナオは自分の意志で行動することが得意ではなかった。

武器を奪われ、なんとか脱出できたと思った矢先、伊之助が現れる。彼は、自分の母親が童磨に殺されたことを思い出す。そのためにイノシシに育てられたのだ。

童磨は、仲間や家族への復讐のために戦う2人から逃げようとするが、しのぶの陰謀により毒が体内に染み込んでいく。絶望のあまり、強力な技を繰り出すが、命がけで戦うカナヲと伊之助に首を切られてしまう。

次々と上弦の鬼と戦う

鬼殺隊のメンバーは、多大な犠牲を払いながら、手強い敵を倒していく。

霧柱の時透は上弦の伍の玉露継国と出会い、玉露が自分の先祖であることを知る。剣と熟練した呼吸法を持つ鬼である継国に、風柱の継国、不死川実弥、岩柱の姫島行明が立ち向かう。

彼らは1人ずつ、その痕跡を現し、血みどろの戦いを繰り広げ、手強い技を繰り出す。激しい戦闘の中、継国は自身の過去を振り返り、自分によく似た剣士の正体が明らかになる。

​​ここでも鬼殺隊が勝利するが、多大な犠牲を払うことになる。

21巻~/いよいよ物語は終盤へ

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鬼舞辻無惨の決戦

若くして主君の座に就いた産屋敷切凪と妹達が状況を見極めながら的確な指示を出す総力戦は続くが、双方に大きな損失が。

その時、珠世の力で鬼舞辻無惨は復活。炭治郎と富岡の前に立ちはだかる鬼殺隊は再び苦境に立たされる。炭治郎達は勇気を振り絞って決戦に挑もうとする。

結局、恋柱・蜜璃、蛇柱・伊黒小芭内、珠世の死に激怒する愈史郎、そして鬼殺隊の他の隊員達の協力により、鬼舞辻無惨は自らの領土である無限城から追放される。

夜明けまで鬼舞辻を地上に留めようと必死の風柱・不死川と岩柱・姫島も追いつき攻撃を続ける。だが、鬼舞辻の強大な力には敵わない。

夜明けまで残り1時間半を切った頃、鬼舞辻の影響で隊員たちが次々と倒れていく。その間にも、珠世の薬の効果と鬼殺隊の攻撃で鬼舞辻は着実に弱体化していく。

戦いの中で鬼舞辻に毒を盛られた炭治郎は、始まりの呼吸の使い手である継国縁一と出会い、先祖の記憶を垣間見る。その記憶のおかげでヒノカミ神楽と日の呼吸を習得し、さらに高いレベルに到達することに成功。その力で徐々に、しかし確実に鬼舞辻を追い詰めていく。

その結果、鬼舞辻無惨は皆に引き留められ、ついに日の出を見ることになる。しかし、肉体を失っても生きようとする鬼舞辻は諦めず、炭治郎に自らの血を与える。

炭治郎とその仲間たちのその後は、漫画でお楽しみください。

個性豊かなキャラクターたちが織りなすドラマと、飽きさせないスリリングなストーリーが魅力の本作。漫画に収録されている数々の裏話も合わせて読むと、よりストーリーが理解しやすくなります。

友情、家族愛、人と人の絆など、心温まるテーマが詰まった作品の漫画をお楽しみください。

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